馬具製作・輸入代行いたします。

 馬事振興のためには国内の、本格的な革の馬具製造業者に作っていただくのが望ましい面もありますが、業者さんの数が少なく見つけられない、コストが合わない、といった問題もあります。宮内庁の儀装馬車に用いるような最高級の馬具を普段使いにするのは無理があります。

 また、革には当然、多くの利点がありますが、化学繊維にも、遠慮なく洗える、安価である、といった利点があります。

 

 特に、バッグ等に使われるPPベルトとポリアセタールのバックル類は安価でそれなりに耐久性もあり、強度もあります。頭絡、胸ガイ式の引き具一式、首輪式引き具のハモとハモ受け以外は、PPベルトとバックル類、一部金属金具で製作可能です。

 

 ご相談ください。

 

 輓曳用のハミ、既製品のハーネス一式、ハモとハモ受け等、国内では入手困難な馬具の輸入代行もいたします。

 英語ができるかたでも、輓曳用馬具の構造や力学が理解できていないと、たとえばカタログの中から何を選択してよいか判りにくいものですし、サイズの計り方にしてもキツキツなのかゆとりをもってなのか、判りにくいものです。

 いろいろな形状のハミがある中で、どれを選ぶべきかも判りにくいものです。

 そうしたアドバイスを含めて輸入代行いたします。

 定番品でしたら、商品・送料・税等を含めた総額の20%の手数料(ただし最小手数料は10000円)で承ります。

 複数の品をどう組み合わせてどこから取ればお得か、だったり、発見困難なお品の場合は応談とさせていただきます。

 ハミの改造も承ります。

 たとえば、私が知る限り、BUXTON式馬車銜(最も格が高い)の最小サイズは5インチで、それより小さいものは製造されていません。製造されているサイズにしても、ハミ身はストレートバーが殆どで、近年の科学的な研究で好適とされる、45度の角度がついた緩いアーチのものはたぶん、存在しません。

 よりポピュラーなLIVERPOOL式にしてもハミ身の種類は限られます。

 ハミ身とハミ枝を別に指定して発注できるハミ製造業者もありますが、馬車用のハミ枝の種類は限られます。

 

 これに対応するため、既製品のハミ身を切断し、別途用意したステンレス丸棒を曲げたり、必要であればギザを付け、既製品のハミ身と置き換える形で溶接する、といったサービスを開始いたします。元となる既製品のハミ代除き、10000円で承ります。